新世紀のギターロック

2000年前半ストロークスやホワイトストライプスが出てきて以来、ギターロックは復興した。

特にこれらのムーブメントはガレージロックリバイバルと呼ばれており、そこからリバティーンズやmandodiao等一時代を築いたバンドが続々と出てきた。

しかし今やそれらのバンドは多数が解散、活動休止している。

それらを回避して活動を続けているバンドもガレージロックを鳴らすバンドは少なく、ストロークスは新譜で彼らの得意とするガレージロックにシンセを組み合わせた、異形の音楽と言われるほど原型からは程遠い音楽を作り上げた。

Manodiaoは一旦彼らのルーツとする音楽に回帰し、新作ではヒップホップ畑のプロデューサーと共作し、ダンサブルなロックンロールを作り上げた。

今や純然たるガレージロックはほとんどが廃り、各々が新しいギターロックを発見する時代に来ている。 

ロックンロールが生き残るには、新しい何かが必要なのだろう。

そして今まさに新しい何かを見つけ、ロックンロールを更新するバンドが続々と出てきている。

今回の特集はまさに今新しいギターロックを鳴らすバンドを紹介することにする。
 

なお今回の特集では今までお世話になっているtwitter等で交流のあるブログから一言断りを入れ、引用させてもらっている。

思えば、音楽ブログは数あれど横の繋がりと言うものはほとんどないといっても過言ではなかった。

色んなブログを見ていると、プロではないけれども、極めて本質をついたレビューを見かけることが度々ある。

そのような財産を野放しにしておくのは少々もったいなすぎるという思いもあって、この企画を始めようと思った。

そして本特集は音楽ブログの繋がりと言う部分で風穴を開けるような特集にしていきたいと思う。

それでは短い間ではありますが、お楽しみください。