ENDS(遠藤遼一)『ENDS』 #名盤280円以下物語

ブックオフにて、ENDS(遠藤遼一)『ENDS』を200円で確保!

今回の #名盤280円以下物語 はENDS『ENDS』について、その真価を見ていきます。

※今回も前回に引き続き、正月のBOOKOFFウルトラセールにて、5枚1000円で買いました!

企画の趣旨はこちら

ENDS(遠藤遼一)『ENDS』

ENDS(遠藤遼一)『ENDS』
『ENDS』は、遠藤遼一のソロ名義のデビューアルバムで1996年にビクターエンタテインメントからリリースされました。

ENDS(遠藤遼一)とは

ENDS(遠藤遼一)
遠藤亮一は日本のエレクトロポップ・グループである、SOFT BALLET(ソフト・バレエ)のメンバーでボーカルを担当。

1995年のSOFT BALLET活動休止後、THE ENDS(後にENDSに改名)をスタートさせ、デビューアルバム『ENDS』を1996年にリリース。

これまでにENDS名義で8枚アルバムをリリースしている。

ENDSの評価

名盤度:★★★★☆(4.5)
確保必須度:★★★(3)
サブスクリプション:Spotifyで確認

『ENDS』は当初、知らずに手にとったものの、調べてみたらSOFT BALLETの遠藤遼一のソロアルバムだと言うことで確信を持って買いましたが、やはり当たりでした!

SOFT BALLETはほとんど聴いたことがなかったんですが、いわゆるBODY界隈(THE NOVEMBERS、Lillies and Remains、PLASTICZOOMS)のルーツだということは知っていました。

彼らが好きならということで間違いはないだろうと思っていましたが、予想以上の良さでした!

ENDSという名前とジャケットから溢れんばかりに感じられるThe Doors愛。

これまでにThe Doorsがルーツだという日本のバンドは数多く聴いてきてイマイチしっくりくるものがなかったのですが、ENDSが一番しっくりきました。

特にこのアルバムに収録されている3曲目の「リアル」は、初期The Doorsのサイケデリック・ロックとダークさをそのまま引き継ぎながら日本語で歌うということを120%の完成度で実現させています。

余談ですが、The Doorsは周年ごとに定期的に再評価されていますが、SOFT BALLETや遠藤遼一のENDSもyukihiroやLillies and Remainsに影響を与えていることから、再評価されても良いのではないでしょうか。

BODY界隈のアーティストが好きな人だけでなく、The Doorsが好きな人にも間違いなく刺さりまくるであろう1枚でした!

ENDS作品詳細

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