どちらも強烈な顔ジャケですね!今回は2枚のアルバム(リチャード・アシュクロフト『Alone With Everybody』、フィル・コリンズ『NO JACKET REQUIRED』)を紹介します!
企画の趣旨はこちら
リチャード・アシュクロフト『Alone With Everybody』
リチャード・アシュクロフトとは
1989年、UK・ウィガンで結成したバンド、ザ・ヴァーヴのボーカリストにして、作詞・作曲の中心人物。
彼らのサード・アルバム『アーバン・ヒムス』は14週連続で全英チャートの1位を独占。
前回紹介したU2と同じく、オアシスやコールド・プレイといった美メロバンドに決定的な影響を与えた。
ちなみにこの人、2016年にリリースした『These People』の制作前後は携帯を持たずに山奥で暮らしていたそう。
ビジネスには我関せずで破天荒なところが好きです。
リチャード・アシュクロフトの評価
名盤度:★★★
確保必須度:★★
リチャードのソロデビューアルバム『Alone With Everybody』を BOOKOFF 代々木駅北口店にて¥200で輸入盤を確保!
もともとヴァーヴが好きだったこともあり、ソロは『These People』から入った手前、過去作は聴いておきたかった!
オアシスのノエルも認める稀代のメロディーメーカーなので、もちろん曲は良いのだが、1曲1曲が長いのが玉にキズ。
屋外にいてイヤホンで聴くよりも家で休日に聴くほうが良い。やはりストリングス込みのソングライティングは卓越しています。
リチャード・アシュクロフトの作品の詳細
EMIミュージック・ジャパン (2000-06-21)
売り上げランキング: 237,970
発売:2000年
ディスク枚数:1(輸入盤)
レーベル:Hut Records
収録曲:
01.A Song For the Lovers
02.Get My Beat
03.Brave New World
04.New York
05.You on My Mind In My Sleep
06.Crazy World
07.On A Beach
08.Money To Burn
09.Slow Was My Heart
10.C’Mon People (We’re Making It Now)
11.Everybody
リチャード・アシュクロフトのおすすめ曲
・「A Song For The Lovers」(Tr.1)
楽曲はサントラとして流れ、ガンガン環境音が入るのはまだしも、自身も微妙に歌っている&急に曲が止まる。
極めつけは意味不明なオチ。常人の理解の範疇を軽々と超えるのが彼の良さです。
フィル・コリンズ『NO JACKET REQUIRED』
フィル・コリンズとは
1970年、プログレ・バンドのジェネシスに、ドラマーで加入。当時、バンドのリーダーだったピーター・ガブリエル脱退後は、ボーカリストも務めた。
1981年にバンドと並行しながら、ソロデビューを飾る。バンド、ソロ共に大ヒットを飛ばしながらプロデューサーとしても活動。
“世界で一番忙しい男”と言われたこともあったそう。
フィル・コリンズの評価
名盤度:★★
確保必須度:★
サード・アルバム『NO JACKET REQUIRED』をBOOKOFF江古田店にて¥108で輸入盤を確保!
彼の作品を買おうと思ったのはThe 1975のマット・ヒーリーがルーツだと言っていたから。
実際に聴いてみると確かに歌い方やバラード曲のソングライティングはルーツにあるのではないかと思う。
本作はグラミー賞最優秀レコード賞受賞作品かつ、ヒット曲満載の全米ナンバー・ワン・アルバム。いわゆる80年代のMTVでかかりまくっていたやつ。
評価されているだけあって、確かに曲もプロダクションは良いのだが、家やイヤホンで聴くよりもラジオで聴くのが適度な距離を保てる作品だと思う。
評価されまくっているアルバムだが、CDで買う必要はない。またジャケットはにわかに信じがたいほどダサい(笑)。
ちなみに後年に出たリマスターでは爺になったフィル・コリンズがジャケットになっており、余計にキモさが倍増しております。
フィル・コリンズの作品の詳細
Imports (1995-04-17)
売り上げランキング: 128,254
発売:1985年
ディスク枚数:1(輸入盤)
レーベル:Atlantic
収録曲:
01.Sussudio
02.Only You Know And I Know
03.Long Long Way To Go
04.I Don’t Wanna Know
05.One More Night
06.Don’t Lose My Number
07.Who Said I Would
08.Doesn’t Anybody Stay Together Anymore
09.Inside Out
10.Take Me Home
11.We Said Hello Goodbye
フィル・コリンズのおすすめ曲
・「Don’t Lose My Number」(Tr.6)
これぞ80年代と言わんばかりの1曲。時代のせいかこの年代の曲ってどれもテンション高めですね。
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