本当に特別なバンド

（NMEより）

Album
アーティスト：Girls
販売元：True Panther
発売日：2009-09-22
おすすめ度：
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◆評価：★★★★★（２００９年の代表的な一枚）

◆曲目リスト（オススメは赤）

1. Lust for Life

2. Laura

3. Ghost Mouth

4. God Damned

5. Big Bad Mean Motherfucker

6. Hellhole Ratrace

7. Headache

8. Summertime

9. Lauren Marie

10. Morning Light

11.curls

12. Darling

最近NHKの世界ふれあい街歩きという番組が超おもろいです。

どうもyaboriです！

今日はGirlsというバンドについて紹介します。

Girlsとはサンフランシスコ出身の2人組で、カルト教団に所属するヒッピーの子として生まれ、特異な環境のもとで幼少期を過ごしたというソングライター、クリストファー・オウエンスと、プロダクションやスタジオ・ワークなどを担当するJRホワイトの2人から成るこのユニット。
60年代のビーチ・ボーイズが描いたようなドリーミーなポップスをベースに、フラワー・ムーヴメント華やかなりし頃のサイケやソフト・ロック、さらにシューゲイザーやハードコアの要素なども採り入れたその音楽性は、彼らの地元サンフランシスコの乾いた空気を感じさせつつも、ピュアで美しいローファイ・ポップ・サウンドとして結実している。（bounce.comより）

◆コラム
Girlsというバンドには特異なバックグラウンドがある。

自殺、売春、逃亡・・・。

そんな過去の屈折した生活から立ち直り、純粋な希望を鳴らす３０歳の男２人。

その姿がなんとも感動的なのである。

まずこのアルバムの『Lust for Life』という曲を聴いて欲しい。

そうすれば、全てが分かるから。

SNOOZERでも２００９年のベスト１位なのもうなづけるわけだ。

◆アルバムの魅力

このアルバムは案外音楽の幅が広い。

ギターポップから始まって、フォーク、シューゲイザー、60年代のROCK、初期レディオヘッドみたいな曲など。バラエティに富んでいる充実した一枚である。

◆曲紹介

この『Lust for Life』という曲のPVではGirlsだけにたくさんの女の子たちが出ていて、中にはゲイのカップルも出ていたりする。

そんな中で、なんでこの曲は暗い過去があるはずなのにこんなに喜びに満ちあふれているのだろう？

なんでこんな希望に満ちあふれた曲を書けるのだろう？

Girlsというバンドは本当に特別なバンドだ。

（Lust for Life）

『MORNING LIGHT』という曲はマイブラッディヴァレンタインみたいなシュゼイザー系の性急なロックだ。Girlsの音楽の懐の深さが分かる。

（MORNING LIGHT）

◆Girlsが好きならこんなバンドもオススメ

・Cajiun Dance Party
イギリス・ロンドン出身の5ピースロック・バンド。
最近惜しくも解散したバンドだが、１６歳でメジャーデビューし、驚異の新人と呼ばれた。ジャンル的にはギターポップバンド。

『Lust for Life』を聴いたときに、まずこの曲を思い出した。
そんな希望に満ちあふれた曲。

（Colorful life）

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by TREview