Spangle call Lilli line/ISOLATION

今日はSpangle call Lilli lineというバンドのISOLATIONという作品を紹介します。

Spangle call Lilli lineとは

Spangle call Lilli lineとは1998年結成の日本のバンド。メンバーは大坪加奈、藤枝憲、笹原清明の3人。

今までに7枚のオリジナルアルバムとミニアルバム、2枚のライブアルバム、ベスト盤1枚をリリース。2008年9月に3年ぶり6枚目となるオリジナルアルバム「ISOLATION2010年3月には、永井聖一(相対性理論、etc)プロデュースによる7年ぶりの2ndシングル「dreamer」をリリース。

4月には「VIEW」、6月には「forest at the head of a river」と、2枚のアルバムのリリースも控えている。~My Spaceのプロフィールより~

ISOLATION

美術作品には何かを訴えてくるような魅力がある。

その魅力により私たちはしばしばその作品の魅力に吸い込まれる。

このアルバムのジャケットを見たとき、その存在感にくぎ付けになりました。

何かを訴えかけてくるものを感じ、まんまと借りることに笑

そしたら見事にジャケ借りは成功していたのでした!

このアルバムはそれっぽい言葉でいえば、癒し系のアルバムと言えそうですが、そんな言葉だけでは、この作品を言いきれていないように思います。

その根底にあるのはこのアルバムには深海を思わせるような、懐の深さと地上からは切り離されたような孤独感があるように思うからです。

まずこのアルバムの冒頭『inc』では悲しげなピアノが聴き手を海へと誘う。

次の『rome in octave』では、ピアノにヴァイオリンが絡みより幻想的な世界を演出しています。

(rome in octave)

PVを見る限りモチーフは大自然で、自然の力強さを感じます。

『quietwarp』はわりとベースがはっきりした曲。深海を泳ぐイメージ。前の曲より明るい感じがします。

『Russian Gothic bold』個人的にこのアルバムで一番好きな曲です。この曲では、小気味よいリズムで弾かれるピアノやヴァイオリンの音までクラッシック要素に満ちています。POPとクラッシックを共存させた傑作と言えます。

まとめるとこのアルバムはPOPとクラッシックを共存させ、私たちを幻想的な世界に誘ってくれる傑作です。

名盤詳細

発売日:2008/9/24
収録曲:
1. inc.
2. roam in octave
3. it remains to be seen
4. quiet warp
5. perspective
6. Russian Gothic bold
7. short films
8. an

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