一発録りのレコーディングにこだわる大阪出身のバンド、8otto(オットー)。彼らはボーカルがドラムを兼任すると言いう、ドラムボーカル編成の4人組で、かつてザ・ストロークスの2ndアルバム『ルーム・オン・ファイア』のエンジニア、ヨシオカトシカズとレコーディング経験したことがある実力派。この出会いが大きかったらしく、「ステージに立つ厳しさ。アーティストとしての自覚意識。(中略)いろいろなことを教えてもらったり、再確認させてもらいました。まったく違うバンドのように、良い方向に変わりました」とメンバーは語っている。今作は彼らの2ndアルバムにあたり、一発録の緊張感があるにも関わらず、一切の熱を持たないボーカルと正確にリズムを刻むクールなロックンロールだ。それはまるでストロークスを思わせるが、コーラスが入る『徒夢』や『GH』という曲には確かに彼らのオリジナリティが感じられる。先の経験を最大限に生かしたような作品といえるだろう。
参照先:フリーペーパーmusic UP’s-8otto インタビュー-
【8otto-1977】
【8otto/Counter Creation】
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