【Discover 70’s】Affinity – Affinity

こんばんは。いつもご拝読ありがとうございます。

今日はちょっとした報告をしたいと思います。

最近新譜よりも旧譜を聴く事が多く、特に60年代サイケをよく聴いています。

なのでこれからは新譜よりも旧譜、60、70年代のアルバムを紹介していくことが多くなると思います。

以上ちょっとした報告でした。では本編に移ります。

先日あまりにもジャケットが良くて、ジャケ借りしたアルバムを紹介します。 

Angel Air
発売日:2009-06-16

70年代ブリティッシュ・ロックシーンの生ける伝説と言われているAffinity、彼らは1968年に結成されたジャズ・ロックバンドだ。この鮮やかなジャケットは、ジャケットアートで一時代を築いたマーカス・キーフが手掛けたものだ。

彼らのサウンドは基本的に、ブルースロックとジャズを融合したような音楽であり、リンダ・ホイルのボーカルとリントン・ネイフのオルガンが絡み合う演奏こそが、彼らの最大の魅力であるように思う。オリジナル曲は少なく、7曲中5曲はアラン・ハル、アネット・ピーコック、ボブ・ディラン等カバーだそうだ。特にジミヘンもカバーしていたディランの曲『見はりの塔からずっと』は、10分超を越える大作だ。張り詰めた緊張感の中で紡がれるパワフルなボーカルと、オルガンの鬼気迫る演奏は必聴に値すると思う。

(Affinity – All Along The Watchtower)
  

そしてもう一つの見所はボーナストラックだ。もともと発売されたアルバムは7曲収録されていたそうだが、2003年に発売されたバージョンでは、ボーナストラックとして新たに追加された8曲を聴くことができる。それらの曲はデモ等が中心ではあるが、単なるオマケ要素というレベルを越えて、しっかり作りこまれている。コーラスやトランペットを効かせた曲や60年代のような粗い音質で聴ける曲もある。それらは本編にはない彼らの魅力を伝えてくれるものもあり、個人的にこれこそ発掘音源を聴く楽しさではないかと思う。リンダ・ホイルが在籍したのは、この一枚しかないのが惜しまれる程の名盤だと思う。

(Affinity – “I am The Walrus” {1968})

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コメント

  1. hikki12 より:

    はじめまして

    7、8年ほど前に、自分もk2で働いていました。
    当時、近畿大学の学生で、k2近大前店でバイトしてました。懐かしいです。
    今は地元の熊本に帰ってきています。

    k2はホントに在庫がたくさんあって楽しかったです。
    自分は一応60、70年代のフォークやロック担当でした。

    ブリティッシュ・フォークのコーナーとかつくったりしたなー
    フェアポートとかペンタングルとか
    近大生全然食いつかなかったですけど(笑)
    でも借りてくれた時は嬉しかったなー

    アフィニティーに反応してしまいました
    リンダ・ホイルのソロアルバムが大好きです。
    今は以前ほど音楽を聴かなくなり、CDもレコードも大量に売ってしまいましたが、これは残してます。

    仕事がんばって下さい!

  2. boriboriyabori より:

    >hikki12さん

    コメントありがとうございます!

    元K2スタッフの方からコメントもらえるなんて、光栄です!

    自分も近大前にずっと通ってましたよ。最初に知ったときは6年前でした。

    今はお店で特に担当とか持ってるわけじゃないんですけど、個人的に60年代のガレージ、サイケを掘っています。

    これからそういう音楽のレビューも書いていくつもりです!

    追伸:リンダ・ホイルのソロめちゃめちゃ聴いてみたいです。