【Short Review】Yeti – Yume, The Killers – Hot Fuss, LOVE PSYCHEDELICO – ABBOT KINNEY

いきなりですが、ショートレビューを3本アップします。これを思い立ったのは、一日にどれだけレビューが書けるか挑戦してみようと思った事と、短い時間でレビューを書いたほうがいいものが書けるのではないかと思ったことから来ています。今までは900字程度の一本のレビューを書くのに、一週間くらいかけてました(汗)結果的に良いものが書けたのはどうかはまだ分かりませんが,それなりの手ごたえはありました。
この文章はK2ブログに載せることを意識して書いているので、普段とは文体が違います。ちなみにこの三枚はipodのランダム再生で出てきたものにしました(笑)しかしどのアルバムも十分聴き応えのあるものだと思います。

VINYL JUNKIE RECORDINGS
発売日:2007-08-29
リバティーンズのジョン・ハッサールが参加しているバンド。リバティーンズの印象から入った人は驚くと思いますが、彼らは60年代風のサウンドを鳴らしています。ソフトロック的なコーラスや、美しいサウンドに溢れている様は、ビートルズやゾンビーズを思わせます。一方で『The Last Time You Go』のような曲に焦点を当てると、ガレージロック調でもあります。かつて60年代のガレージロックバンドはサイケデリックサウンドに転向し、普遍的な作品を残しています。そこから現在再発されているものもたくさんあります。Yetiの普遍的でありながらも、あまり知名度が高くない所を見ると、60年代のバンドと被るものがあります。もっと色んな人に聴いて欲しいと心から思える作品です。

(The Last Time You Go)

Island
発売日:2004-06-15
キラーズはラスベガス出身のバンドで、2004年に1stアルバム『Hot Fuss』を出しました。2004年と言えばブロックパーティーがメジャーデビューし、フランツフェルディナンドも1stを出したニューウェーブリバイバル期でした。キラーズも骨太な演奏とシンセが絡むという、踊れるサウンドが持ち味でした。しかし彼らと異なるのは、ラスベガス出身ということでした。『Mr. Brightside』で見られるクラシカルな装いは、同郷のPanic At The Disco!に重なるものがあります。このショービジネスな側面と80年代に根ざしたダンスミュージックをロックンロールに乗せたのが、キラーズの魅力であり彼らしかできなかったことだと思います。

(The Killers – Mr. Brightside)

ビクターエンタテインメント
発売日:2010-01-13
ラブサイケデリコの5thアルバム。タイトルの『アボットキニー』はロサンゼルスにあるアボット・キニー・ストリートから名前を付けたそうです。前作のようなロックチューンはなくなった代わりに、シンプルなカントリー、フォーク調の曲が多くを占め、彼ら
のリラックスしたムードが伝わるアルバムになりました。現地で地元のミュージシャンとセッションした経験が生み出した『Beutiful Days』のマンドリンのレイドバックしたサウンドや『I’m done』のボブ・ディランを思わせるブルージーでフォーキーなナンバー等新しい彼らの魅力を発見できます。アメリカ西海岸の太陽の光を吸収したような風通しの良い作品です。

(「Beautiful days」~「Here I am」/LOVE PSYCHEDELICO)

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