【Album Review】Black Keys – El Camino

Black Keys
Nonesuch
発売日:2011-12-06

ブラックキーズは最近コーチェラのトリを飾ったり、ニッケル・バックを批判したり、話題に事欠かないガレージロックデュオだ。新作タイトルの「エル・カミーノ」とは、かつてシボレーが発売していたどこでもみかける乗用車とアルバム・タイトルをかけたもの。アルバム発表の際にはハリウッド俳優を起用した、告知ビデオを作るという気合の入りよう(笑)

(El Camino Ad)

サウンドはガレージロックというよりもむしろ、スタジアムロックのような壮大さがあると思う。ブルースを基調としたガレージロックに、コーラスやキーボードの導入でよりスケールの大きいものとなっているからだ。これはプロデューサーのデンジャーマウスがいい仕事をしたのだろう。デンジャーマウスはブラックキーズの第三のメンバーとも言われており、今までにゴリラズやBeckのアルバムを手掛けているスーパープロデューサーの一人だ。彼のおかげで従来のガレージロックから、歩を進めることができたのだろう。

一曲目の『Lonely Boy』からいきなりシンガロングできそうな曲があったり、シンセが絡み合う『Gold On The Ceiling』、アコーステックで始まり、中盤ではストライプス風のギターリフを聴かせる『Little Black Submarines』等、何度聴いても飽きない楽曲構成になっている。

(The Black Keys – Lonely Boy (First Listen))

(The Black Keys – Gold On The Ceiling (Sneak Peek)) 

昨今のローファイに傾くシーンの中では、一際異彩を放っている刺激的なアルバムだ。

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whitestripesPeter Bjorn & John

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