どうも!yaboriです!
昨日フジロックが終わりましたが、いいアクトが続出したようで羨ましい限りです(泣)
今日紹介するWashed outのアクトも評判が良かったようで!
毎回フジにはジェラシーを感じてしまう僕でした(笑)
正直な話、まさか自分がWashed outのレビューを書くとは思わなかった。
それ以前に試聴はするにしても、買うとは思わなかった。
それはWashed outはチルウェイブの第一人者であり、ある意味有名に成りすぎ、ある種のミーハーな存在であると思っていたからだ。
しかしWashed outの音楽は『ホンモノ』だったのだ。
この作品はベッドルームを緩やかにダンスホールにするような作品で、踊らなければいけないような圧力を感じない音楽だ。
つまり踊る、フィーバーする必要のないダンスミュージックであり、音の波に身を浸すだけで十分な音楽だと思う。
それに対して、今年の目玉であったフレンドリーファイヤーズの新譜は、圧倒的な音圧で否応なしに踊らせてしまうような音楽だったように思う。
それもあって、僕はフレンドリーファイヤーズを買わずにWashedoutを選択した。
そう考えれば、今作は踊る必要のない、平熱のダンスミュージックともいえそうだ。
そして特筆すべきは、彼の作り出した音楽は『ホンモノ』であるということだ。
それは彼の作り出す音楽がエイフェックスツインのアンビエントワークスの的確な再解釈だったからである。
アンビエントワークスはエイフェックスツインこと、リチャード・D・ジェイムスによる他者とコミュニケートすることなく、
作り上げられた音楽にように思う。
そう思うのは僕が彼の音楽をあまりにも独創的であり、自分が楽しむためだけに作った音楽のような印象を受けたからだろう。
(Aphex Twin – Xtal)
※このPVはかなりショッキングな映像もあるのでご注意を!
しかしWashed outの音楽は他者とコミュニケートする音楽である。
まずアンビエントワークスにはなかったボーカルがあり、曲にポップミュージックらしい、サビ等の起伏がある。
つまりWashed outの作る音楽がアンビエントワークスをポップフォーマットに落とし込むことに成功したということだ。
(Washed Out – “Amor Fati” (Music Video))
実際Washed outは作品を作る際、エイフェックスツインの作品を参考に、作り上げたらしい。
そういう意味でWashed outの作品は『ホンモノ』だと思うのだ。
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