北欧の至宝【Radio Dept – Pet Grief】

どうもyaboriです!

昨日は珍しく夜勤が休みだったんで、早めに記事更新できました!

最近更新が日曜の夜遅くとかになって申し訳ないです。

それでは今日紹介するのはRadio Deptというバンドの『Pet Grief』という作品です。

Radio Dept
Labrador Sweden
発売日:2006-05-30

【Radio Deptとは】
Radio Deptとは北欧スウェーデン出身の新世代シューゲイザーバンド。

彼らはジャンルではシューゲイザーバンドとしてジャンル分けされているが、今作はエレクトロニカポップ寄りである。

アコギ主体のスウェディシュポップと電子音楽が融合したようなサウンドを展開している。

彼らのRadio Deptというバンド名はラジオ修理工兼ガソリンスタンドの看板(Radio Department)にちなんで名付けられたそうだ。

【内容紹介】
レディオデプトの今作ペットグリーフの魅力は幻想的なエレクトロニカでありながらも、ポップであることだ。

僕はこの作品を聴く前このバンドはシューゲイザーだと聞いていたので、ギターノイズで自分達の空間を作り上げるDeerHunterみたいなタイプのバンドかと思っていた。

しかしそうではなく彼らのサウンドはアコギ主体のスウェディッシュポップに、エレクトロニカを融合したハイブリットなものである。

彼らのサウンドを例えるなら、夜の星空や深海を思わせるほど静謐で神秘的であると言える。

それと同時にサウンドの特徴として、見る角度によってサウンドの色合いが全く違って見える。

静謐なエレクトロニカという面を見れば、スパングルコールリリーラインやKYTEのようである。

一方でポップという面で見れば、Pet Shop Boysのように洗練されたエレクトロニカポップを鳴らしているのだ。

つまり今作は見る角度によって様々なジャンルの音楽が交差し、彼ら独特のサウンドを構築している。

最後に今作を彩る印象的な曲を3曲紹介しようと思う。

まず1曲目のIt’s personalであるが、もしこの作品にシューゲイザー要素があるとするならこの曲だろう。

この曲ではギターの遠くまで響くような音の幕が印象的で、他を寄せ付けない空間を表現しているように思う。

(The Radio Dept. – Its Personal)

次に2曲目のPet GriefはPet Shop Boysに良く似たエレクトロニカポップ(以下エレポップ)である。

Pet Shop Boysがディスコ風エレポップであるとするなら、Pet Griefは北欧の澄んだ空気を思わせるオーガニックな味わいのあるエレポップと言えるだろう。

(The Radio Dept – Pet Grief)

次に13曲目のpulling our weightはアコギの優しさのあるバンドサウンド主体の曲。シンプルなだけにRadio Deptのソングライティングの良さが光っている。

(The Radio Dept. – Pulling Our Weight)

以上の曲からも他に類を見ない、独特をサウンドを作り上げる職人的なバンドと言えるだろう。

まさに北欧の至宝と言って差し支えのないバンドが生み出した、素晴らしい作品である。

【関連するアーティスト】
Spangle Call Lilly Line/Kyte/Pet Shop Boys/

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