プライマル・スクリームのサポートギターとして活躍してるバーリー・カドガンがフロントマンを務めるイギリスのバンド、リトルバーリー。
彼らはヴィンテージ楽器マニアとして知られ、若手のバンドとしては渋い60年代のブルースロック調のサウンドを鳴らす。
Stand Your Ground
Stand Your Ground
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Stand Your Groundの制作直前に結成以来のドラマーが脱退するというアクシデントがあったが、ブルース・エクスプロージョンのラッセル・シミンズが加入することで危機を脱した。
その後新ドラマー=ビリー・スキナー加入により、前作にも増してグルーヴィーなサウンドに。ビリーは前のバンドでハモンド・オルガン、ベース、ドラムのスリーピースによる、60年代に流行したブーガルーというロックンロールとキューバ~カリブ系のラテン音楽が混合されたサウンドのバンドをやっていたそうだ。
そんな今作Stand Your Groundは2006年にリリースされた彼らの2ndアルバムでブルースロック特有の土臭さは控えめに、『Yeah We Know You』のようなアコースティック調の落ち着いた曲もあるという風通しの良いロックンロールがメイン。
特に素晴らしいのが『Pay To Join』という曲でギターの繊細な音色とバンドのグルーヴが一体になって押し寄せてくる心地良さは彼らにしか生み出さないサウンドである。
単なる懐古主義に収まらず、自分たちなりにアレンジしている所が素晴らしい快作だ。
Little Barrie – Pay To Join
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“Little Barrie – Stand Your Ground” への2件のフィードバック
Twitterを拝見しました。毎日更新はハードだと感じているようですね。そして、それでも毎日更新するのは文章力を
磨くためだと。
しかし、毎日更新で駄文を重ねるくらいなら、更新ペースを落としてでも良文を書く努力をしたほうがいいのではないでしょうか。
最後に「文句があるならお前もやってみろ」というのは批評家として禁句でしょう。あなたは批判的な文章を書く人じゃないからこんな言葉が出たんでしょうが…「知ったようなことを言ってお前は良い音楽作れるのか?」ってことです。
ペインズの記事が良かった!凄かった!ありがとう!