スピーカーにアイスピックを突き刺したり、アンプのボリュームをMaxにしたりして録音していたという60年代のガレージロックバンド、ソニックスの1stアルバム。
歪んでいて攻撃的なロックンロールを鳴らし、爆音で前のめりな演奏からは溢れんばかりの初期衝動が感じられる作品だ。
この強烈なサウンドは後に『ガレージパンクの産みの親』とまで言われた程である。
当時は破天荒だった彼らも今では還暦を過ぎたが、先日観た来日公演は年を感じさせない演奏を見せてくれた。
この音源と同様、荒ぶる魂が感じられた素晴らしいライブだった。それもすべてはこのアルバムから始まった。
“Sonics – HERE ARE THE SONICS!!!” への1件のコメント
おっソニックスや