ベルベットアンダーグラウンドはアメリカはNYで結成された世にも不思議なバンドだ。
変わっているのはメンバー構成と彼らの経歴で、もちろんボーカル、ギター、ベース、ドラムスはいるのだが、現代音楽を専門とするジョン・ケイルがいたり、モダンアートの巨匠であるアンディー・ウォホールがプロデューサーであったり、その彼が引っ張ってきた女優ニコがボーカルを取ったりしているからだ。
本作『Velvet Underground & Nico』はそんな彼らの1stアルバムで当時はアートとロックの融合ということで話題にはなったが、商業的には振るわなかったそうだ。
しかし今でも熱烈なファンが後を絶たないのは、奇跡的にも各々の個性がこの一枚の中に共存しているからだと思う。
ルー・リードの書く輪郭のぼやけたポップソングをニコが歌うことで神秘的なイメージを与え、ジョン・ケイルが実験的なアプローチをするという曲作りは誰にも真似できないものだと思う。
だからこそ彼らの楽曲は時代を越えて語り継がれる魅力が詰まっているのだと思う。
“Velvet Underground & Nico – Velvet Underground” への6件のフィードバック
「ジョン・ケイルが実験的なアプローチをする」というだけでは、ジョン・ケイルがもともとどのような志向の音楽をやっている人間で、それが本作にどのように生かされているのかが全く語られていないし、後半の文末が「思う」の連続なのはいかにもリズムが悪い。
初めてブログを拝見させて頂きましたが、盤のチョイスは素敵だと思います。音楽ライターを目指されているということですので、僭越ながら余計なことをいわせて頂きました。頑張ってください。
>通りすがりさん
丁寧なコメントありがとうございます。
ジョン・ケイルのことは勉強不足でした。
ご指摘参考にさせてもらいます。
個人的に1stは名盤では無いと思う
>Toolさん
どっちかというと、2ndの方が曲は良いですよね。
1stは最初にガレージパンクをやったと言う意味では名盤かと思います。
いやいやこれは名盤でしょ、ド名盤。
1曲目が好き過ぎて、というか浮いてるのがなんともw
>たびけん
うんこれはド名盤やわ。
シンプルなのに何回聴いても飽きないわ!